Stable Diffusion Web UIがMacOSX (バージョン14以降、Sonoma)で動かない場合の対策を紹介します。
MacでStable Diffusion WebUIが利用できない
私の環境では、MacOSXをバージョン14以降(Sonoma)にアップグレードすると、Stable Diffusion WebUIが利用できなくなりました。
具体的には起動してブラウザに画面が表示されますが、生成開始するとエラーが出て落ちます。
その場合の対策方法を解説します。
なお、本ページの内容は以下動画でも解説しています。
対策方法①「stable-diffusion-webui」を再インストール
以前はこの方法ではうまくいきませんでしたが、バグ等が修正されたのか、「stable-diffusion-webui」を再インストールするとMacOSXをバージョン14以降(Sonoma)でも動きました。
(Sonoma 14.2.1にて動作確認済)
再インストール方法は簡単でインストール先のディレクトリ「stable-diffusion-webui」を丸ごと削除し、もう一度以下のインストール作業を行うだけです。
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対策方法②既存の「stable-diffusion-webui」の一部ファイルを修正
対策方法①が一番手っ取り早いですが、「設定をまた一から行うのが面倒」「対策方法①」でうまくいかない場合に試してみると良いと思います。
① 「stable-diffusion-webui/venv」ディレクトリを削除します。
② 「stable-diffusion-webui/webui-user.sh」ファイルをテキストエディタで開き、29行目付近に以下の1行を追加します。
export TORCH_COMMAND="pip install --pre torch torchvision torchaudio --index-url https://download.pytorch.org/whl/nightly/cpu"
③ いつも通り「webui_run.sh」を実行すると、Python関係のファイルが再インストールされるのでしばらく待ちます。
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