Power Automate for desktop(PAD)とSharePoint Online上のExcelファイルを連携させる方法を解説。OneDrive同期を活用した確実なデータ取得手順から、同時編集の競合対策やパスの可搬性確保といった実務上の注意点まで網羅しています。
PADとSPO上のExcelファイル連携
Power Automate for desktop(PAD)を用いてSharePoint Online(SPO)上のExcelファイルを操作する場合、OneDrive同期機能を利用してローカルパス経由で処理を行う構成が簡単かつ便利です。
設定手順
PADでSPO上のExcelファイルを安全かつ確実に処理する手順を記載します。
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SPOのドキュメントライブラリ画面上部にある「同期」ボタンを押下し、ローカルPCのファイルエクスプローラーとSPOの対象フォルダを同期させます。
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PADのフローデザイナーを開き、「Excelの起動」アクションを配置します。「次のドキュメントを開く」を選択し、OneDrive同期フォルダ内のExcelファイルパスを指定します。
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「Excel ワークシートから読み取る」アクションを用いて、対象のセル範囲またはテーブルからデータを取得し、データテーブル変数へ格納します。
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取得したデータに対する加工処理や他システムへの入力を実施した後、「Excel の保存」および「Excel を閉じる」アクションを実行してプロセスを解放します。
実務上の注意点
| 項目 | 留意事項 | 推奨対策 |
|---|---|---|
| ファイルの競合 | 複数ユーザーによる同時編集時に保存競合が発生する | 実行前に排他制御用フラグを設けるか、処理中フォルダへ移動して実行する |
| 同期遅延 | クラウド上の更新がローカルへ反映されるまでに時間差が生じる | ファイルの存在確認アクションを挟み、更新完了を待機する |
| パスの可搬性 | ユーザー名を含む絶対パスを指定すると別端末でフローが動作しない | 特殊フォルダーの取得アクションを用いて環境変数を動的に取得する |
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