【Gemini】アプリケーションの要件定義の進め方 & 仕様書の作り方

Geminiを用いたアプリケーションの要件定義の進め方と仕様書の作り方について詳しく解説します。

Geminiを用いた要件定義の進め方

Geminiを活用すれば、アプリの構想を具体化(要件定義へ落とし込む)ことが短時間で行えるようになります。対話を繰り返してアイデアの矛盾を解消し、実装に必要な情報を漏れなく整理していくのがポイントです。作り上げた要件定義と仕様書は、Google Antigravityなどでアプリを構築する際にも役立ちます。

アイデア出し

実現したいアプリの核となるアイデアをGeminiに伝えます。
どのようなユーザーが、どんな場面で、何の課題を解決するために使うのかを詳しく書き出します。

項目 内容
プロンプト例 「個人の資産(金や投資信託)の推移をグラフで可視化し、目標金額までの達成率を表示するWebアプリを作りたいです。ターゲットは資産形成を始めたばかりの初心者です。このアプリのコンセプトを具体化してください。」
出力例 アプリ名案、ターゲットの悩み(現状把握が難しい等)、解決策(自動計算機能、視覚的な進捗バー)、主要な画面構成の提案などが返ってきます。

機能の絞り込み

提示された機能案の中から、プロトタイプに必要な最小限の機能を絞り込みます。Geminiに「MVP(実用最小限の製品)に必要な機能はどれか」と問いかけると、優先順位の整理がスムーズに進みます。

項目 内容
プロンプト例 「先ほど提案された機能のうち、最も早くリリースするために必要な最小限の機能(MVP)を選定してください。また、その理由も教えてください。」
出力例 1.資産データの入力、2.時系列グラフの表示、3.目標設定の3点に絞り、通知機能やSNS共有は後回しにする、といった優先順位リストが生成されます。

ユーザーフローの作成

決定した機能を具体的なユーザー体験として記述します。ユーザーがログインしてから目的を達成するまでの流れを文章化させ、論理的な破綻がないかチェックするのが重要です。

項目 内容
プロンプト例 「MVP機能に基づき、ユーザーがアプリを使い始めてから、資産推移を確認するまでの手順を書き出してください。不自然な操作がないか検証してください。」
出力例 アカウント作成 → 目標額入力 → 現在の保有資産入力 → ダッシュボード表示 という一連の流れがテキストやマークダウン形式の箇条書きで出力されます。

技術スタックの選定

確定した要件を基に、Google Antigravityが直接実装できるレベルの技術仕様を作成します。ディレクトリ構造、データモデル、使用するフレームワークのバージョンをGeminiに明示させてください。

項目 内容
プロンプト例 「FlutterとFirebaseを使用してこのアプリを開発します。プロジェクトのフォルダ構成、必要なパッケージ(fl_chartなど)、データベースのスキーマ案をMarkdownで作成してください。」
出力例 lib/ 以下のディレクトリ構成案、pubspec.yaml に追記すべき依存関係、Firestoreのコレクション構造(Users, Assets等)の定義書が生成されます。

画面仕様書の詳細化

画面ごとの構成要素を詳細に定義します。ボタンの配置や遷移先、各フォームのバリデーションルールなど、実装のヒントになる情報を網羅したMarkdownファイルを生成しましょう。

項目 内容
プロンプト例 「ダッシュボード画面の仕様を詳細化してください。配置するウィジェット、各ボタンの遷移先、グラフに表示するデータの種類、空の状態(Empty State)の表示内容を含めてください。」
出力例 「中央に円グラフ、右下に浮遊アクションボタン(追加用)、未入力時はチュートリアルを表示」といった、そのまま実装指示に使える詳細なUI設計書が出力されます。

応用

作成した仕様ファイルを「Google Antigravity」などに読み込ませ、実装指示を出すると、仕様書の内容に従ってコードを生成して意図通りのアプリケーションを最短で構築することが可能です。

この記事を書いた人
西住技研

学生時代に機械学習を学び、就職後は仕事や趣味でAIを活用してきました。その過程で得られたノウハウをネット上で情報発信しています。
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