【Antigravity】「Agent Manager」と「Editor」の違いと基本操作

「Antigravity」における「Agent Manager」と「Editor」の違いと基本操作について詳しく解説します。

「Agent Manager」と「Editor」の違い

「Google Antigravity」には「Agent Manager」と「Editor」の2つの主要な画面があります。それぞれ以下のように異なる役割を持っています。

種別 説明
Agent Manager エージェントの管理画面。実行状況の確認、タスク管理、権限設定などを行います。AIとのやり取りや進捗管理のハブとなる画面です。
Editor コードの編集画面。コードを書く、修正する、拡張機能を使うためのメイン画面です。開発作業の中心となります。

macOSは「⌘E」、Windowsは「Ctrl + E」で「Agent Manager」と「Editor」の2つの画面を切り替えます。

Editor の使い方

プロジェクトを開く

「Open Folder」をクリックし、プロジェクトフォルダを選択します。
(0から始める場合、あらかじめ空のプロジェクト用フォルダを作成しておき、開きます)

画面構成

画面は大きく分けて以下4つから構成されています。

項目 説明
サイドバー(左側) ファイル管理(エクスプローラー)やファイル検索、拡張機能の管理などを行う
エディタ(中央の広い部分) コードの編集を行う
ターミナル(下部) コマンドの実行やエラーの確認などを行う
Agentパネル(右側) AIエージェントとやり取りをしたり、モデルの選択などを行う

AI機能の使い方

Antigravityの目玉であるAI機能は、主に以下の方法で使用しす。

項目 説明
Agentパネル プロンプトを入力してAIエージェントに指示を出します。、「Conversation Mode」で「Planning (複雑タスク向け) / Fast (シンプルタスク向け)」、Modelでモデルを選択できます。
インラインチャット コード上で「Ctrl+K」を押し、修正指示などをする
コード補完 入力中に薄い文字で続きが提案され、「Tab」キーで確定する
クイックフィックス エラー箇所にカーソルを合わせると、AIが修正案を提示する

例えば、Agentパネル上で以下のプロンプトを入力して送信します。

【例】
「hello.py」というファイルを作って、"Hello World!" を出力するコードを書いてください。

すると、コードが自動的に入力されます。▷をクリックして実行し、結果に問題がなければ 「Accept」をクリックすると提案されたコードが正式に反映されます。

Agent Manager の使い方

① macOSは「⌘E」、Windowsは「Ctrl + E」で「Agent Manager」に切り替えます。
(Editor の画面右上にある 「Open Agent Manager」 をクリックして開くこともできます)

② 「Agent Manager」に用意されている主な機能は以下のとおりです。

項目 説明
Inbox AIからの提案、通知、レビュー待ちの項目を一覧で確認できます。
Start conversation 新しい指示やタスクをAIに送信し、会話形式で進めるための入口です。
Workspace プロジェクト内のタスクや進行状況をまとめて管理するメイン画面です。
Playground AIの動作を試したり、小規模な実験的タスクを安全に実行できるテストエリアです。
Browser AIがWebページを閲覧し、調査や情報取得を行うための専用ブラウザです。

② 画面左上にある「Start conversation」をクリックします。初回は右側に案内画面が表示されるので「next」をクリックすると、チャット欄が表示されます。

③ チャット欄でプロンプト(エージェントへの指示)を入力します。

【例】
「game.py」というファイルを作って、Pythonとpygameライブラリでテトリスのゲームを作ってください。回答は日本語でお願いします。

③ 入力後、「→」ボタンを押すとAIエージェントが処理を開始し、以下のファイルが生成されます。

ファイル名 説明
task.md タスクの進行状況リスト。AIエージェントが複雑なタスクに取り組み、様々なアクションアイテムの進捗状況を監視するのに使用する。
implementation_plan.md 実装計画書(コードを書く前に必ず生成されます) 。タスク達成のための技術的な詳細が含まれ、ユーザーによるレビューが必要になります。

このような成果物を、「Artifacts」といいます。AIエージェントが作業を進めたり、自分の思考プロセスを人間に伝えたりするごとに作成します。

④ 「TaskList」と「Implementation Plan」に対しては、ユーザによる確認(review)が必ず求められます。修正が必要な場合はここで、修正を依頼します。内容を確認して問題なければ「Proceed」ボタンを押して承認します。

implementation_plan.mdをレビュー・修正すると、より精度の高い成果物が得られます。

⑤ AIエージェントがコマンドを実行しようとする前にユーザによる確認(review)が求められますので、内容を確認して問題なければ「Proceed」ボタンを押して承認します。

⑥ ユーザによる確認(review)と承認が何度が続いた後、完成した成果物が表示され、以下のファイルが作成されます。

ファイル名 説明
walkthrough.md タスク完了後に作成される実施作業の要約(スクリーンショットやブラウザ操作の記録付き)
Screenshots エージェントがページの状態をブラウザで確認するために撮影する、ページや要素の画像です。
Browser Recordings ブラウザ上でのアクションの記録します。ブラウザステップUIの下部で再生や確認ができます。
Knowledge セッションから得られた洞察やパターンを記録します。

ブラウザ操作

従来のAIツールでは、完成したWebアプリの確認は、ユーザ自身がブラウザで確認していました。「Google Antigravity」は、エージェントは自動でブラウザを開いて開発中のWebアプリをテストすることができます。また、エージェントがブラウザを操作してインターネットから情報を収集し、開発を行うといったこともできます。

ただし、エージェントがブラウザを操作するために、Chrome拡張機能のインストールが必要です。

① Editer画面の右上にあるChromeのボタン(Opne Browser(Preview))をクリックします。
(「Agent Manager」だと左下の「Browserをクリック」)

② Chrome拡張の案内ページが表示されます。下の「Install extantion」をクリックします。

③ Chromeウェブストアの「Antigravity Browser Extension」のページが表示されます。「Chromeに追加」をクリックすると拡張機能がインストールされ、Antigravityがブラウザ画面を操作できるようになります。

スクリーンショットや画像に指示を入れる

Antigravityでは、ブラウザのスクリーンショットや生成された画像に対して、ドラッグ&ドロップで範囲選択してコメントできます。

ルール作り(GEMINI.md)

Antigravityでは、「GEMINI.md」というファイルにルールを書くことで、AIの挙動をカスタマイズできます。

① 画面右上の3点リーダーから、「Customizations」をクリックします。

② global設定とワークスペース設定があります。例えば、以下のように書くだけで、常に日本語で回答してくれるようになります。

■GEMINI.md

# ルール
- 回答が常に日本語を使用してください。

関連コンテンツ

「Google Antigravity」について詳しく知りたい人は以下ページをご参照ください。

【Google Antigravity超入門】基本的な使い方まとめ
Google Antigravityの基本的な使い方について紹介します。
この記事を書いた人
西住技研

学生時代に機械学習を学び、就職後は仕事や趣味でAIを活用してきました。その過程で得られたノウハウをネット上で情報発信しています。
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